関西のススキの名所の1つ、奈良の宇陀郡にある曽爾高原。
10月を過ぎると徐々にススキの花が開き、季節が進むにつれてその穂が徐々に「銀色」から「黄金色」へと変わり、とても幻想的な風景を見ることができます。
10月中旬の日曜日
「曽爾高原」のすぐ近くにある源泉かけ流し温泉【お亀の湯】への入浴も兼ねて行ってまいりました。
シーズン中は、曜日や時間帯によって駐車場も満車になり、空き待ちの車で道が渋滞することもあるようです。
せっかく行くのであれば、ストレスなくスムーズに行きたいですよね。
この記事では
- 曽爾高原の駐車場の混雑状況
- ファームガーデンの高原ランチ
- ファームガーデンから徒歩で曽爾高原へ
- 源泉かけ流し温泉「お亀の湯」
などをレビューします。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
これから行かれる方の参考になれば嬉しいです。
曽爾高原(そにこうげん)の概要
![曽爾高原のススキ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/684eb76764d11a434f8a032ea87f1eed.jpg)
「日本で最も美しい村」連合に加盟している曽爾(そに)村では、都会の喧騒から離れて、のどかで美しい大自然の風景を楽しめます。
山のふもとの「曽爾高原」は、ススキで一面に覆われ、特に秋にはススキの穂が日差しを浴びて銀色・金色に輝く風景を見るために、訪れる観光客が後を絶ちません。
(ススキはかつて、村内の民家の屋根の材料として使われていたとのこと)
また、高原屈指のハイキングコースもあり、大自然に囲まれながらのんびりとハイキングも楽しめます。
ススキの見ごろはいつ?
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/c1ec195135f2b13e07340fab0d353b7b.jpg)
曽爾高原のススキの秋の見ごろは10月中旬から11月下旬くらいまで。
特に夕日に照らされて黄金色に輝くススキは圧巻です。
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/b629ef713342a34df5f6f1599a2d1f69.jpg)
画像:曽爾村観光協会サイトより
曽爾高原の行き方・アクセス
曽爾高原へは、バスか車で行くことになります。
車でのアクセス
車の場合、名阪国道針I.C、榛原を経由して約45分
電車、バスでのアクセス
近鉄 名張駅から三重交通「山粕西行」バス、「太良路」下車、徒歩45分
※10月~11月のみ 「曽爾高原」行きバスあり
(曽爾高原バス停から高原入り口までは徒歩15~20分)
曽爾高原の駐車場は混雑注意!
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
さて、ここからは私のレビューです
当日の朝に「曽爾高原近くの温泉お亀の湯に行きたい!」思いつき、急遽夫とともに車で出発(笑)
道中に他の方のレビューを見ると
- 繁忙期は、土日祝の駐車場がかなり混雑
- 駐車場にたどり着くまで渋滞で数十分~数時間かかった
- 曽爾高原の駐車場は少なくて入庫待ちが発生するので、下のファームガーデン駐車場が空いていたら迷わず停めるべし
- 満車になる前の午前中に到着した方がいい
など書かれていたので、着くまではドキドキでした。
出発が遅かったので、11時40分ごろ到着。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
ファームガーデンの駐車場は結構埋まっていたけど、数台分の空きがあり無事停めることができました。
曽爾高原の駐車場料金
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1563-1024x661.jpeg)
私たちが停めた「曽爾高原ファームガーデン」の駐車場は無料です。
※曽爾高原まではハイキングコースをゆっくり歩いて30分ちょっとかかります
お昼前後は結構込み合っていましたが、夕方は空車が目立っていました。
![曽爾高原駐車場](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1693-1024x596.jpeg)
ちなみに
曽爾高原のすぐ近くの駐車場は
普通車 1回 800円
バイク 1回 200円
曽爾高原ファームガーデン
![曽爾高原ファームガーデンの駐車場](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1564-1024x547.jpeg)
曽爾高原ファームガーデン内には、
- すすきの館
◆曽爾村でとれた新鮮素材を使用したレストラン
◆採れたての高原野菜や米、曽爾高原ビール、特産品の販売 - お米の館
曽爾村で収穫した米を使って作ったパンの販売
などがあります。
焼きそばなどが売られているテントもあり、レストランが満席でも外の席でお昼ご飯を食べることができますよ。
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ファームガーデン「すすきの館」で高原野菜ランチ
![曽爾村ファームガーデンのすすきの館](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1510-1024x671.jpeg)
到着したのがちょうどお昼時だったので、すぐに「すすきの館」でランチをいただくことに。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
私たちはラッキーなことにすぐに案内されました。
12時には満席になり、すでに何組かのグループは店外で待っていました。
すすきの館は、木でできたログハウスのような建物。
レストラン内のテーブルの間隔も広くて、ゆったりと食事を楽しめます。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
私たちの席の横には大きな暖炉がありましたよ。
![曽爾高原ファームガーデン内のランチメニュー](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1511-1024x768.jpeg)
どうやらこの日は「秋の土日祝限定ランチメニュー」だったようです。
平日とは料金が変わるのかもしれませんね。
![曾爾高原ファームガーデン内のアラカルト&ドリンクメニュー](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1523-768x1024.jpeg)
私は「お野菜ランチ」1,790円と「曽爾高原ビール飲み比べセット」700円
夫は「ほうれん草ハンバーグセット」1,500円を注文。
曽爾高原ビール飲み比べセット
![曾爾高原ビール飲み比べセット](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1514-1024x674.jpeg)
さっそく「曾爾高原ビール飲み比べセット」が運ばれてきました(嬉)
曽爾高原ビールは3種類あります
写真左から
- ケルシュ
爽やかな苦み - アルト
赤褐色で風味が豊か - ピルスナー
ホップの効いたスッキリ
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
「飲み比べ」は自分の好みを見つけるのにいいですね。私の好みは「アルト」でした。
【おすすめ】数量限定のお野菜ランチ
![お野菜ランチ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1517-1024x696.jpeg)
前菜の「地元野菜の盛り合わせ」
これだけで、30品目いってる?っていうくらいのお野菜の種類の多さ!
ドレッシングも美味しくて、ぺろりと食べられました。
![曽爾高原ファームガーデン野菜ランチのポトフ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1520-1024x698.jpeg)
季節の野菜ベジタブルスープ ポトフ
(ロロンかぼちゃポタージュ風、チキン、季節の野菜入り)
こちらがメインだそうです。
大きめに切ったお野菜やチキンがゴロっと入っていて、優しいスープの味が身体にしみわたります。
米粉バケット
外はカリッ中はもっちりで美味しいパンでした。
![曾爾高原ファームガーデン野菜ランチのデザート](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1522-1024x656.jpeg)
ミニデザート
(ゆずのゼリーだったかと…)
甘さ控えめで罪悪感なしのお口直しデザートって感じです。
ほうれん草ハンバーグセット
![ほうれん草ハンバーグセット](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1519-1024x768.jpeg)
「ほうれん草ハンバーグセット」も、たっぷり高原野菜のサラダがついていました。
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ファームガーデンから曽爾高原までハイキング
お腹が満たされたところで、ファームガーデンに車を残して「東海自然歩道」を歩いて「曾爾高原」までハイキングすることに。
(片道30分ちょっとのウォーキングです)
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
車で向かって曽爾高原の駐車場が満車だとイヤだったので…
「東海自然歩道」を歩いて曽爾高原へ
![東海自然歩道](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1562-1024x631.jpeg)
ファームガーデン出て左に進みます。
最初は車道横の歩道を歩きますが、途中で山道へと入ります。
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1527-1024x768.jpeg)
木々に囲まれた遊歩道はとっても静かで清々しい!
道もそれほど急こう配ではないので初心者でも安心です。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
ただし、靴はスニーカーや登山靴の方がいいですね。
途中分かれ道がいくつかあります。
ファームガーデン内で「曽爾高原散策マップ」をもらっていたのが役に立ちました。
他の方々も、スマホの地図を見ながらどっちに行くか悩まれていました。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
たぶん、どの道を選んでも最終的にたどり着けますが…
曽爾高原駐車場に到着!
![曽爾高原駐車場](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1693-1024x596.jpeg)
無事に「曽爾高原」駐車場に到着しました!(13時半すぎ)
駐車場手前の道が10数台の車で渋滞してたので、満車かな?と思ったら、単に入庫待ちしてるだけでした。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
この日は車でも行けましたね…(笑)
こちらの入り口から曽爾高原へ入ります。
![曽爾高原入り口](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1530-1024x768.jpeg)
大自然を満喫「曽爾高原のススキ」
![曽爾高原のススキ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1557-1024x768.jpeg)
特に「順路」などはないので、自由に散策するスタイルです。
真ん中あたりの広場にはテーブルセットがいくつか置いてあり、お弁当を広げているグループも。
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1697-1024x641.jpeg)
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
大自然の中で食べるのも気持ちよさそう!
多くの人は、さらに山の上を目指してこの先を登っていましたが、私たちは下からずっと歩いてきたのでやめておきました。
帰りのことを考えて体力を温存しておくことに(笑)
それにしても、一面のススキは圧巻でした。
![曽爾高原のススキ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1560-1024x768.jpeg)
ちなみに
地図にのっていた「お亀茶屋」は閉まっていました。
飲み物や焼き餅などの軽食は、駐車場前にある出店しかないのでご注意を。
さて、このあとはお楽しみの温泉に入るために遊歩道をファームガーデンまで下ります。
最後は曽爾高原温泉「お亀の湯」でリラックス
![曽爾高原温泉 お亀の湯](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1567-1024x768.jpeg)
曽爾高原温泉「お亀の湯」は「ファームガーデン」に隣接していて、奥の階段を登ってすぐ。
「お亀の湯」専用駐車場もあります。
![曽爾高原温泉 お亀の湯](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1566-1024x768.jpeg)
以前に何かのテレビで、こちらの温泉の湯に入ると「お肌がしっとりすべすべになる」と知って、ずっと来たいと思ってました。
- 入湯料金
大人800円 子供(3歳から小学生)450円 - 営業時間
11:00~21:00(最終受付20時) - 定休日
毎週水曜日 - 駐車場
200台 無料
曽爾高原湧水群は「名水百選」に選定。
お亀の湯の源泉以外の用水は、すべて曽爾高原湧水を使用しているとのこと。
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/c0f3186d8c093ec9209aaac70a826788.jpg)
画像:お亀の湯公式サイトより
内風呂の「木の浴室」は源泉かけ流しの温泉。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
泉質もとろんとしていて、「本当にお肌がしっとりする~」と皆さん言ってました!
![お亀の湯 露天風呂](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/95a557fdaed32dc844a07695ed72d3b7.jpg)
画像:お亀の湯公式サイトより
露天風呂は水深が浅くて温度は低め。
広々としていて兜岳・鎧岳を眺めながらのんびり疲れを癒せます。
![てんころ](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/9880508C-80B1-4EC4-BC27-D5AF34BCADBB-150x150.jpg)
気持ちいい~~!
ただ、私が入った15時半からの時間帯は、家族連れが多くて結構混んでました。
タイミングによっては、洗い場のシャワーやドライヤーの待ち時間も発生。
夫に聞いたら、男湯の方はさらに浴槽内も混雑していたとのこと!
秋の休日は、時間帯によっては混雑を覚悟しないといけないかも。
自分へのお土産に曾爾高原温泉「お亀の湯」の入浴剤を購入しました。
![曽爾高原温泉 お亀の湯 入浴剤](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_1698-1024x636.jpeg)
![](https://www.tenkoro-blog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ|曽爾高原のススキは平日か早朝がおすすめ
関西のススキの名所の1つ、奈良の宇陀郡にある曽爾高原。
10月中旬の日曜日に行ってきたので
- 曽爾高原の駐車場の混雑状況
- ファームガーデンの高原ランチ
- ファームガーデンから徒歩で曽爾高原へ
- 源泉かけ流し温泉「お亀の湯」
をご紹介しました。
秋には徐々にススキの花が開き、季節が進むにつれてその穂が徐々に「銀色」から「黄金色」へと変わり、とても幻想的な風景を見ることができます。
私が行った日は、たまたま駐車場に空きはありましたが、日によっては混雑必須。
ストレスなく楽しむために、できれば秋の繁忙期は平日か、午前中の早い時間に到着すると安心です。
ぜひ、のんびりハイキングを楽しみながら、曽根高原の大自然を満喫してくださいませ。
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